一人介護のホントのところ
どなたかの投稿に、「介護する者が正直なところ、他者から言われたくない事」というのが有りました。
全くの同感でした。
介護の大変さ辛さは経験者にしか解らない事です。
だからこそ良かれと思って言っていたとしても、それはホントのところ介護する者の心情に寄り添えるものではないのです。
それは、これです。
本当によく言われることであり、そして介護する者にとっては言われたくない事なのです。
①頑張って
②無理しないで
もう充分、いや身体にムチ打ち十二分に頑張っている。
それでもまだ足りないと云うのか、という気持ちになってしまうのです。
もちろん声をかける人は励ましだけで、そんなつもりない事は解るのですが、心情は複雑なのです。
私が、頑張って以上に言われたくないのは 「無理しないで」です。
では、私が無理をしないで、誰が介護をするのか。
代わりにやってくれるとでも云うのか。
食事、着替え、洗面、排泄。
全て待ったがきかないものばかりです。
自分の体調が悪かったとしても、やらずに放置して置く事はできないのです。
自分の事は後回しにして、無理してやらなければならないのが介護です。